当サイトは広告(PR)を含みます
転職失敗からのリカバリー

治験コーディネーターへの転職で2週間退職した話|失敗から学んだ3つのこと

nb.990v5

本記事はPRを含みます

私のキャリアの中で最も痛い失敗は、治験コーディネーター(CRC)への転職です。2018年のことです。結果は2週間での退職でした。

転職の動機は「憧れと逃げ」でした。自分の優先順位を整理することも、次の職場に何を求めるかを明確にすることも、何もしていませんでした。その結果、家族に心配をかけ、キャリアにも家計にも傷を負いました。

この記事では、その失敗の詳細と、そこから得た3つの教訓を書きます。転職を考えている看護師に、同じ失敗を避けるための判断材料として使ってもらえれば十分です。

私は2週間で退職した

何がそんなにひどかったか。整理するとこうなります。

  • 片道約2時間、1日4時間の通勤
  • 病棟勤務時代より低い収入(額面28万円・手取りはさらに下回る水準)
  • 職場は女性ばかりの中で男性は自分1人
  • 指導者との相性が極めて悪かった
  • 精神的に追い詰められ、心を病みかけた

当時は新築の自宅を建てたばかりで、子どももいました。家庭の大黒柱という状況でこの失敗をしたのです。キャリアとしても家計管理としても、致命傷と言っていい失敗でした。

なぜこんな失敗をしたのか

一言で言えば、「憧れと逃げ」で転職を決めたからです。

当時の私は病棟勤務に完全に疲弊していました。おむつ交換も、不穏な患者への対応も、夜勤も、病棟を走り回ることも、もう嫌だと思っていた。

そんなときに目に入ったのが治験コーディネーターという仕事です。病棟のような肉体的な忙しさがなく、専門的な仕事ができる。当時の私にはキラキラして見えました。

しかし今思えば、それは現状から逃げたかっただけです。自分の優先順位を整理することも、次の職場に何を求めるかを明確にすることも、何もしていませんでした。

「現状から逃げたい」という動機だけで転職すると、痛い目に遭う。

これが最初の教訓です。

失敗から学んだこと①:自分の優先順位を先に決める

治験の失敗を経て、転職前に必ずやることを決めました。

自分の価値観を見直し、次の職場に何を求めるかの優先順位を明確にすること。そのためには、今の職場への不満を具体的に書き出すことが有効です。不満の裏側に、自分が本当に大切にしていることが見えてきます。

私の場合、治験での失敗を経て「収入」が最優先だとはっきりわかりました。現在勤める総合病院への転職ではこれを軸に動き、前職より大幅に収入が上がりました。残業代もしっかり出る。賞与も年2回、業績によっては年3回。この部分については今も後悔はありません。

この転職で実際に年収がどう変わったかについては、こちらの記事に詳しく書いています。役職なし看護師が年収542万→620万円超にした転職術|軸の決め方

代わりに人間関係と通勤時間は妥協しました。通勤は片道1時間半。人間関係も良いとは言えません。ただしこれは、事前にわかった上で選んだ妥協です。

憧れで飛び込んで後から気づく失敗とは、まったく意味が違います。

転職前の優先順位の整理については、こちらの記事で具体的な方法を解説しています。看護師が転職前に絶対やっておくべきこと│重要なのは価値観の整理

優先順位が決まったら、転職エージェントへの登録が次のステップです。年間44万人が利用する看護師転職サイト『ナースJJ』は無料で利用できます。

失敗から学んだこと②:失敗したときの第2の策・第3の策を先に用意する

転職前にもう一つ準備しておくべきことがあります。うまくいかなかったときの次の手、つまり第2の策・第3の策です。

私が現在の職場を選んだ理由のひとつは、大きな法人であることでした。法人内に複数の施設があり、転勤という選択肢が使えます。

現在の病院は片道1時間半ですが、同じ法人内の他施設であれば30〜50分圏内に複数あります。もし今の職場でどうしても働き続けることが難しくなっても、同じ雇用条件・給与水準のまま勤務先を変えることができます。退職せずに環境を変えられる。これが事前に準備した第2の策です。

転職先を選ぶとき、「ここがダメだったらどうするか」まで考えておく。この視点があるだけで、転職後のメンタルの安定感がまるで違います。ここしかないと思い込むと追い詰められますが、第2の策・第3の策があるとわかっていれば心にゆとりが生まれます。

転職の軸と第2の策の考え方については、こちらの記事も参考になります。転職の軸を持たなかった私が、3回失敗して学んだこと

失敗から学んだこと③:他人の評価に依存しない収入アップを目指す

もう一つ、治験の失敗から得た気づきがあります。人間関係に振り回されることへの強い抵抗感です。

治験での経験で、職場の人間関係や指導者との相性に自分のキャリアを左右されることの怖さを身をもって知りました。

主任・管理職・認定看護師といったポジションで手当を得る方法もあります。しかしこれは他者の評価に強く依存します。評価する人が変われば結果が変わる。それが嫌でした。

私が現在、放送大学で大卒資格の取得を進めているのはそのためです。大きな法人では専門卒と大卒で基本給に差があります。基本給が上がればボーナスにも影響します。これは自分の努力の範囲内でコントロールできる収入アップです。

他人の評価に依存せず、自分の影響が及ぶ範囲で収入を上げる。これが今の私の軸になっています。

まとめ

  • 「現状からの逃げ」を動機にした転職は失敗しやすい
  • 転職前に自分の優先順位を必ず言語化する
  • 今の職場への不満を具体的に書き出すと優先順位が見えてくる
  • 転職先を選ぶとき、失敗したときの第2の策・第3の策まで考えておく
  • 大きな法人への転職は、転勤という選択肢が使える点でリスクヘッジになる
  • 他人の評価に依存しない収入アップの手段を持つ
  • 準備が転職の成否を分ける

📚 あわせて読みたい

転職失敗とはどういう状態か?看護師が判断基準を解説します

転職失敗が確定したら早く動け。現役看護師が語るリカバリーの手順

看護師が転職に失敗したと感じたら|リカバリーの方法

ABOUT ME
ゼロ
ゼロ
看護師ブロガー
看護師(臨床経験16年)/ 精神科・消化器外科・循環器・内科・外科経験あり 転職5回|転職失敗で年収ダウン→やり直しで年収620万円超を実現。 転職で後悔したくない看護師さんに向けて、失敗と成功の両方の実体験をもとに書いています。

リンクはフリーです。

当ブログの記事・画像はご自身のサイトやSNSでご自由にご使用ください。 ご使用の際は、当ブログの対象記事URLを貼っていただければ大丈夫です。

当ブログ記事を紹介していただいた記事は、XのZeroアカウントで拡散します。お気軽にDMでご連絡ください。

記事URLをコピーしました