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転職失敗からのリカバリー

知人・友人に転職を紹介してもらうメリットとリスク|関係を壊さないための事前準備

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エージェントを複数試したけれど、どうしても相性の良い担当者に出会えなかった。そういうときの選択肢の一つとして、知人・友人に職場を紹介してもらうという方法があります。

この記事では、知人・友人経由の転職のメリットとリスク、そして事前に準備しておくべきことを正直に話します。


メリット:リアルな内部情報が得られる

知人・友人が勤めている職場への転職で最も大きいメリットは、リアルな内部情報が得られることです。

ネットの口コミサイトに載っているような情報ではなく、今まさにそこで働いている人から直接話を聞けます。

  • 実際の人間関係の雰囲気
  • 有給の取りやすさ
  • 残業の実態
  • 福利厚生の使い勝手

これらはエージェントからも情報を得られますが、現場で働いている人の言葉とは精度が違います。リアルな声は価値の高い情報です。

ただし忘れてはいけないのは、それはあくまでもその知人・友人のフィルターを通した主観だということです。全て額面通りに受け取ると別のリスクが生まれます。参考にしながら話半分で聞くくらいの距離感が適切です。

職場の実態を見極める方法はこちらでも詳しく解説しています。
転職前に職場の実態を見極める方法|看護師が使える3つの情報源


デメリット①:給与条件が想定と異なるケースがある

知人・友人がその職場に長く勤めている場合、年収はある程度積み上がった状態です。一方で新入職員として入職すると、基本給のテーブルが低い状態からスタートします。

「友人と同じくらいもらえると思っていたのに違った」というギャップは起きやすいです。条件面は必ず事前に確認してください。


デメリット②:断ると関係が拗れるリスクがある

これが最も大きいリスクです。

知人・友人があなたのために職場に掛け合い、面接の段取りを組んでくれた。それなのに内定を断ることになった場合、関係が気まずくなる可能性があります。

「いいよいいよ」と言ってくれる人もいますが、中には「せっかく動いたのに」という感情が生まれるケースもあります。人間関係がこじれるリスクは現実にあります。


デメリット③:条件交渉がしにくい

エージェントを使っている場合、年収交渉や条件交渉はエージェントが間に入ってやってくれます。

知人・友人経由の場合、その知人・友人の顔に泥を塗るわけにはいかないという心理が働きます。「もっと給与を上げてほしい」「この条件は変えてほしい」という交渉がしにくくなります。

エージェントを使う大きなメリットの一つが交渉力であることを考えると、この点は無視できないデメリットです。

エージェントを複数登録して相性の良い担当者を探す方法はこちら。
看護師が転職エージェントを複数登録すべき理由
転職エージェントの担当者の見極め方。20人以上と話した私が正直に言います


事前に決めておくべきこと

知人・友人に紹介を頼む前に、以下のことを決めておいてください。

①受かっても断る可能性があることを事前に伝える

「興味はあるけれど、他も検討した上で決めたいので、内定をもらっても断る可能性がある」ということを、お願いする前に正直に伝えておくことが重要です。事前に伝えておくことで、断った場合のトラブルを避けやすくなります。

②以下の3つのパターンを想定しておく

  • 面接を受けて落ちた場合
  • 受かったが内定を受諾する場合
  • 受かったが内定を断る場合

それぞれの場合にどう立ち回るかを事前に考えておくと、いざというときに慌てずに済みます。


まとめ

  • 知人・友人経由の転職はリアルな内部情報が得られる点が最大のメリット
  • ただし情報はその人の主観フィルターがかかっている。話半分で聞く
  • 給与条件は新入職員として入ると知人と異なるケースがある
  • 断ると人間関係が拗れるリスクがある。事前に可能性を伝えておく
  • 条件交渉がしにくいのもデメリット。エージェント経由の方が交渉はしやすい
  • エージェントとの相性がどうしても合わない場合の選択肢として検討する価値はある
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ナースJJ
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看護師ブロガー
看護師(臨床経験16年)/2児の父 精神科12年→総合病院|転職5回| 転職失敗で年収ダウン→やり直しで年収620万円超を実現。 転職で後悔したくない看護師さんに向けて、 失敗と成功の両方の実体験をもとに本音で書いています。
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