転職前に職場の実態を見極める方法|看護師が使える3つの情報源
転職して「聞いていた話と違う」と感じたことはありませんか。
事前にどれだけ職場の実態を把握できるかで、転職後のギャップは大きく変わります。この記事では、私の実体験をもとに転職前に職場の情報を集める方法を3パターンに分けて話します。
パターン①:エージェントを使っている場合
エージェントを使っている場合、基本的な情報は聞けば教えてもらえます。
- 希望休は月何日取れるか
- 残業の有無・月平均何時間か
- 夜勤の回数
- 前残業の有無
大手・大規模法人の病院ほどコンプライアンスが整っているため、これらの数字がきちんと出てきます。中小規模の病院はコンプライアンスが緩いケースもあり、数字の信頼性にばらつきがあります。
ただしエージェントの情報が100%正確かというと、体感では6〜7割程度です。残りの3割はエージェント自身が把握しきれていない部分や、タイムラグによるズレです。
私が実際に経験したタイムラグの例
今の総合病院に転職する際、「残業が全くできない日はホワイトボードに名前を書いてマグネットを付ければ即帰りができる」と事前に説明を受けていました。
ところが内定から入職までの10ヶ月の間に、その仕組みがなくなっていました。入職したらそんなものはありませんでした。
制度は変わります。エージェントの情報はあくまで取得時点のものです。入職前に直接確認しておくことをお勧めします。
エージェントの使い方が分からない方はこちらも参考にしてください。
→ 転職エージェントを使ったことがない、看護師さんたちへ
パターン②:友人・知人が勤めている場合
友人・知人が働いている職場への転職は、内部の情報が得られる点で有利です。人間関係・雰囲気・実際の業務量など、エージェントからは出てこない主観的な情報を聞けます。
ただし注意点があります。それはあくまでもその人のフィルターを通した情報だということです。
同じ職場でも部署が違えば環境は全く違います。また人間関係の良し悪しは感じ方が人によって異なります。「人間関係が良い」と言われても、自分が同じように感じるとは限りません。
友人・知人からの情報は参考にしながら、話半分で聞くくらいの距離感がちょうどいいと思っています。
パターン③:全く情報がない場合
友人・知人がいない、エージェントも使っていない、全員が初対面という状況での転職は、正直ギャンブルの要素が大きくなります。
この場合に自分を守るためにできることは限られています。
- 面接で確認した内容を書面やメールで残しておく
- 口頭での約束を後からメールで確認し、記録を作る
後から「そんなこと言いましたっけ」と言われても、記録があれば対抗できます。記録がなければ水掛け論になります。
全く情報がない職場への転職はリカバリーが効きづらく、準備もしにくいです。個人的にはあまりお勧めしません。
内定後から入職前にやるべき確認事項はこちら。
→ 看護師が内定承諾後から入職日までにやるべきこと
転職に伴うお金の準備についてはこちらも参考にしてください。
→ 転職時に知らないと損する2つのお金の話
まとめ
- エージェントを使えば基本情報は6〜7割の精度で把握できる。ただし情報にタイムラグがある
- 友人・知人の情報は有益だが話半分で聞く。感じ方は人によって違う
- 全く情報がない職場への転職はリスクが高い。面接内容は必ず書面で残す
- 情報源が多いほど転職後のギャップは小さくなる。使えるものは全部使う
転職を成功させるためには事前の情報収集が鍵です。後悔しない転職のために、動く前に使える情報源を全部活用してください。
