複数内定が出たとき、私はこうやって比較した|看護師の転職活動実体験
複数の内定が出たとき、どうやって比較すればいいか迷う人は多いと思います。
この記事では、私が実際にやった比較方法と、最終的に何を決め手にしたかを正直に話します。
比較は表を使う
複数の内定先を比較するとき、頭の中だけで考えようとすると混乱します。表にして視覚化することをお勧めします。
iPhoneを使っている方はメモアプリ、Androidの方は類似のアプリが使えます。AIに頼むと比較表を簡単に作ってくれます。ChatGPTやGeminiに内定先の条件を入力して「表にまとめてほしい」と伝えるだけです。
比較する項目は自分の優先順位から決める
表に入れる項目は、転職前に決めた自分の優先順位をベースにします。
- 収入は希望を満たしているか
- 通勤時間は許容範囲か
- 夜勤の有無・回数
- 残業・前残業の実態
- 時間の融通は効くか
- 人間関係の予測
各項目に対して◎・○・△・✕で評価していきます。優先順位の高い項目が◎になっている内定先が、自分にとってベストな選択肢に近いはずです。
ここで大切なのは、優先順位の1番目が満たされているかどうかを最重要基準にすることです。他の条件がどれだけ良くても、最も重要なものが満たされていなければ、転職後に後悔するリスクが高くなります。
転職前の優先順位の決め方については、こちらも参考にしてください。
→ 看護師が転職前に絶対やっておくべきこと|重要なのは価値観の整理
AIを使って整理する
私は内定先の比較検討にAIを活用しました。
自分の価値観や優先順位を入力して、各内定先の条件と照らし合わせてもらうことで、頭の中が整理されます。転職活動中はAIを模擬面接の練習にも使っていましたが、内定後の比較検討にも非常に役立ちました。
私が最終的に選んだ基準と決め手
私の場合、転職で最も優先したのは年収を上げることと精神科以外の経験を積むことの2点でした。
精神科の経験しかない状態では、将来の選択肢が精神科に限られてしまいます。身体面も見られる看護師になることで、将来の転職先の選択肢が広がります。その観点から、年収と経験値の両方を最大限に得られる総合病院を選びました。
トレードオフとして妥協したのは通勤距離です。内定先の中で一番遠い職場を選んだことになります。
ただし通勤時間が長くなった分、その時間をYouTubeや音声学習に使えるようになりました。放送大学の授業を通勤中に聞くこともできています。デメリットをメリットに変えられる部分があったことも、この選択を後押ししました。
年収交渉の実体験はこちらで詳しく話しています。
→ 役職なしの看護師が年収542万円から620万円に上げた方法を正直に話します
軸がぶれると判断もぶれる
比較検討の段階で一番やってはいけないのは、途中で自分の軸をぶらすことです。
「やっぱり人間関係の方が大事かも」「通勤が近い方がいいかも」と優先順位が変わり始めると、判断の基準が不安定になります。そうなると比較表を作っても意味がなくなります。
転職前に価値観と優先順位をしっかり決めておくこと、そしてその軸を比較の段階まで維持することが、後悔しない転職の条件だと思っています。
まとめ
- 複数内定の比較は表を使って視覚化する
- 比較項目は転職前に決めた優先順位をベースにする
- 優先順位の1番目が満たされているかが最重要基準
- AIを使うと比較表の作成・価値観の整理がしやすい
- トレードオフを理解した上で決断する。全てが揃う職場はない
- 軸をぶらさないことが、後悔しない転職の条件
内定の承諾・断りの判断基準はこちら。
→ 看護師が内定を承諾・断る判断基準
返答期限の延長交渉については、こちらも参考にしてください。
→ 看護師が内定の返答期限を伸ばしてもらう方法
