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看護師の転職準備

転職前に必ずやるべきお金の計算|収入の妥協ラインを決めておく理由

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転職で何を優先するかは人それぞれです。

時間の融通、夜勤なし、土日祝日休み、人間関係、通勤時間——優先順位は人によって違います。

ただし、どんな優先順位を持っていたとしても、資本主義社会で生きている以上、最低限のお金がなければ生活は成り立ちません。

「収入は多少妥協してもいい」と考えている人ほど、転職前にお金の計算をしておく必要があります。

家計管理ができていないと転職で失敗する

具体的な話をします。

人間関係も良く、夜勤もなく、休みも取りやすい。条件面では理想に近い職場があったとします。ただし手取り収入は月20万円。

一方、あなたの生活に毎月必要な金額が25万円だとしたら、どうなるでしょうか。

毎月5万円の赤字が続きます。節約や副業で埋めようとすれば、せっかく確保したはずの時間や心の余裕が削られます。子どもの習い事や教育費、家族のための出費を削ることになれば、家庭内のストレスにもつながります。

お金の余裕は、心の余裕に直結します。

転職後に「手取りがこれでは生活できない」と気づいても、すでに退職して新しい職場で働き始めている状況では動きが取りにくい。だからこそ転職前の段階で、自分の最低限必要な収入を把握しておく必要があります。

転職前にやるべきお金の計算

①毎月の支出を把握する

家計簿をつけていない方も多いと思います。完璧な家計管理でなくて構いません。まず毎月いくら出ていくかの大まかな把握から始めてください。

固定費として、住居費、水道光熱費、通信費、保険料、車のローンや維持費などが挙げられます。変動費として、食費、日用品費、交際費、子どもの習い事や教育費などがあります。

②突発的な出費を多めに見積もる

冠婚葬祭、家電の故障、医療費——どこでどんな出費が発生するかは読めません。月々の生活費に加えて、突発的な出費のバッファを含めて計算することをお勧めします。支出は少なめではなく、多めに見積もることが基本です。

③最低限必要な手取り額を決める

①②をもとに、「これを下回ったら生活が成り立たない」という最低ラインを数字で決めます。この数字が、転職先の収入条件を判断する基準になります。

収入を妥協するなら、妥協できる範囲を明確にする

転職で収入より他の条件を優先したい場合、妥協できる収入の下限を明確にしておくことが重要です。

「収入は妥協できる」という言葉は曖昧です。月収がいくらになっても許容できるわけではありません。生活に必要な最低ラインを下回らない範囲で妥協する、という意味のはずです。

その最低ラインを事前に数字で持っていれば、転職活動中に求人を比較するときの判断軸になります。エージェントに条件を伝えるときも、「手取り〇〇万円以上は必須」と明確に言えます。

お金の不安は転職失敗の原因になる

転職後にお金のストレスが生じると、職場に対する不満や後悔が増幅されます。

人間関係や仕事内容に多少の不満があっても、収入に余裕があれば「まあ仕方ない」と受け流せることがあります。しかし収入が生活費ギリギリの状態では、小さな不満が大きなダメージになります。

「お金さえ問題なければ続けられた」という転職失敗は、事前の計算で防げます。

まとめ

  • 転職で収入を妥協する場合でも、最低限必要な収入ラインは必ず把握する
  • 毎月の支出を把握し、突発的な出費を含めて多めに見積もる
  • 「これを下回ったら生活できない」という数字を転職前に決めておく
  • その数字を転職活動の条件として明確に持つことで、後悔のない判断ができる

転職の条件を整理するところから始めたい方は、無料のキャリア相談を活用してみてください。お金の面も含めて一緒に考えます。


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看護師ブロガー
看護師(臨床経験16年)/2児の父 精神科12年→総合病院|転職5回| 転職失敗で年収ダウン→やり直しで年収620万円超を実現。 転職で後悔したくない看護師さんに向けて、 失敗と成功の両方の実体験をもとに本音で書いています。
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