看護師が退職するときに知っておいた方がいい話
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退職を決めたけど、何をどう進めればいいかわからない。そんな看護師さんに向けて書きます。
この記事では、退職の伝え方・引き止めへの対応・お金の手続きを実体験ベースでまとめます。
退職の意思は内定後に伝える
退職を伝えるのは、内定が出てからです。 先に伝えてしまうと、転職先が決まらなかったときに戻る場所がなくなります。引き止めにあったときは、理由を長く説明せず、短く端的に意思を伝えます。円満退職は相手のために必要なのではなく、自分の選択肢を守るために必要です。看護の世界は狭く、辞め方の話は思ったより長く残ります。
退職の意思を伝えるタイミングは内定が出てからが鉄則です。内定前に伝えると引き止められた結果、撤回することになれば立場が微妙になります。
引き止めに対しては短く端的に退職の意思を伝えるだけで十分です。感情的にならず、決意が固いことを穏やかに伝える。それだけです。
引き止めにどう対応したか、伝えるタイミングの実際はこちらです。
→ 看護師が退職を申し出るときの実際|引き止め・円満退職・タイミングの全て
健康保険の加入期間を1日も途切れさせない
退職日と入職日が1日でも空くと、その期間は無保険になります。 有給消化のあとに間を空けて入職する場合は特に注意が必要です。任意継続にするか国民健康保険にするかは、扶養家族の人数によって有利不利が変わります。どちらが安いかは退職前に計算しておけます。
退職日の設定は事務担当者に直接確認してください。上司の言葉をそのまま鵜呑みにしないことが重要です。
私の妻は退職日を1日間違えると傷病手当金を受け取れなくなる可能性がありました。健康保険の加入期間は1日も途切れさせてはいけません。
計算の考え方と、私が実際にどちらを選んだかはこちらに書いています。
→ 転職時に知らないと損する2つのお金の話|健康保険の継続と住民税の支払い方
住民税は退職する職場で一括精算する
住民税は、退職する職場で一括精算するほうが手取りが増えます。 転職先に前職の住民税額が伝わらないという副次的な利点もあります。ただし退職する月によっては一括分の負担が大きくなるので、最後の給与から何がいくら引かれるかを事前に確認しておいたほうがいいです。
有給消化と退職金の現実
有給を全部使い切って辞めるのは、現場では難しいことが多いです。 私も残したまま辞めた経験があります。退職金は勤続年数で決まるため、転職を繰り返すほど不利になります。これは転職のデメリットとして、年収が上がる分と差し引きで考えておく必要があります。転職で年収が50万円上がっても、退職金で同じだけ失っているケースは実際にあります。
有給を全部使い切って辞めることは現実には難しいケースが多いです。早めに退職の意思を伝えるほど消化できる日数は増えますが、居心地の悪さとのトレードオフがあります。
退職金は勤続年数で決まります。転職を繰り返すほど不利になります。大きな法人内での異動なら退職金がリセットされないケースもあります。
有給の交渉と、退職金が実際にどう計算されるかはこちらです。
→ 看護師が退職前に確認すべきお金の話|有給消化と退職金の実態
まとめ
- 退職の意思は内定後に伝えるのが鉄則
- 引き止めには短く端的に退職の意思を伝えるだけでいい
- 健康保険の加入期間は1日も途切れさせない
- 住民税は退職する職場で一括精算する方が有利
- 有給消化は早めに伝えるほど有利だが居心地の悪さとのトレードオフがある
- 退職金は勤続年数で決まる。大きな法人内での異動なら減らない
