精神科から他の診療科に転職できるのか|12年勤めた私が出した答え
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精神科で長く働いていると、こんな悩みを持つことがあります。
「身体のことが見れない自分が、内科や外科に転職できるのだろうか」
結論から言います。できます。
この記事では、精神科12年から総合病院に転職した私の実体験をもとに、その根拠と条件をお伝えします。
精神科看護師が他の診療科に転職できる根拠
私のキャリアは消化器外科3年からスタートしました。
その後精神科に12年勤め、現在は総合病院で働いています。
精神科歴が長くなるにつれて、周囲の看護師から「体のことがわからない」「一般病院には行けない」という言葉をよく聞くようになりました。
そういった悩みを持つ看護師を何人も見てきました。
ただ実際に転職してみると、どうにかなりました。
楽ではありませんでしたが、仕事はできています。
私一人の話ではなく、今務めている総合病院には精神科で10年以上経験を積んだ看護師が、主任として勤務していることも付け加えたいと思います。
転職後に大変だったこと
覚えることは多いです。
電子カルテの使い方、病棟のルール、処置の手順、診療科ごとの文化。
精神科との違いは大きく、最初の期間は消耗します。
ただし、これは精神科出身者だけの問題ではありません。
どんな転職でも新しい環境への適応には時間がかかります。
転職後に急性期病棟へ馴染むまでの実体験はこちら。
→ 精神科ナースが急性期病棟に馴染むまでにやった3つのこと
できる人とできない人の違いは一つ
精神科から他の診療科への転職がうまくいくかどうかは、謙虚に学べるかどうかに尽きます。
年下のスタッフからも教わる姿勢を持てるか。わからないことを素直に聞けるか。
精神科での経験やプライドを一旦置いておけるか。
この姿勢があれば、精神科歴がどれだけ長くても他の診療科で働けます。
逆にこれがなければ、精神科出身かどうかに関係なく馴染むのは難しくなります。
精神科経験は武器になる
他の診療科に転職すると気づくことがあります。
精神科で培った患者との関わり方が、一般病棟でも役に立つということです。
認知症の患者への対応、興奮した患者の落ち着かせ方、家族へのコミュニケーション。
これらは精神科で長く働いた人間が自然と身につけているスキルです。
心も体も見ることができる看護師は、市場価値が高い。
精神科しか経験がない状態より、他の診療科も経験した状態の方が将来の選択肢が広がります。
訪問看護・総合病院・クリニックなど、行ける場所が増えます。
精神科で身についたスキルの言語化はこちら。
→ 精神科12年で身についたスキルを正直に言語化する
迷っているなら飛び込んでいい
「精神科歴が長いから無理かも」という劣等感で動けない人が多いです。
でも実際に飛び込んでみれば、どうにかなります。
やってみてダメなら精神科に戻ればいい。
精神科は特殊な領域なので、経験者を求める職場は多いです。
失敗してもリカバリーできる。だから動いていい。
転職先を探す際は、年間44万人が利用する看護師転職サイト『ナースJJ』に無料で相談できます。
転職後の評価の現実については、こちらも参考にしてください。
→ 精神科ナースは一般病院に転職できるのか|評価の現実
まとめ
- 精神科から他の診療科への転職はできる
- 大変なのは事実。ただし誰でも最初は大変
- 謙虚に学ぶ姿勢があるかどうかが唯一の条件
- 精神科で培ったスキルは他の診療科でも武器になる
- やってみてダメなら戻ればいい。選択肢は多い方がいい
