看護師の転職面接で聞かれた質問と私の答え方|10カ所受けた実体験から話します
面接でどんなことを聞かれるのか、事前に知っておくだけで準備の質が変わります。
この記事では、私が10カ所の面接を受けた中で実際に聞かれた質問と、私がどう答えたかを正直に話します。
面接で必ず聞かれたこと
複数の病院・施設を受けた中で、共通して聞かれた質問があります。
志望動機・理由系
- なぜここを受けようと思ったのか
- なぜここでなければいけないのか
自分自身について
- 長所・短所
- 過去の職場で学びが深かったこと、大きな気づきになったこと
条件・業務の確認
- 通勤時間はどのくらいか
- 夜勤・土日祝日・早番遅番は可能か
- 未経験の処置(膀胱留置カテーテル・人工呼吸器管理など)は対応できるか
退職理由
- なぜ今の職場を辞めるのか
- 短期離職がある場合はその理由
答え方の基本:ネガティブな言葉は使わない
これらの質問に共通する答え方の原則は一つです。ネガティブな言葉を使わないことです。
ネガティブな言葉を使うと、入職後も同じような不満を持つ人ではないかという疑念を持たれます。「前の職場の人間関係が嫌だった」「残業が多くて嫌だった」をそのまま話すのは避けた方がいいです。
ただし面接官もその点はわかっていて、建前の答えを崩すような突っ込んだ質問をしてくることもあります。そこはやりとり次第です。
うまくしゃべれなくてもいいです。それより自分の気持ちを自分の言葉で伝えられるかどうかの方が重要だと感じました。
短期離職の伝え方
私は2週間での退職という短期離職があります。面接ではこれについて必ず聞かれました。
私の場合は正直に話す選択をしました。見通しが甘かったこと、プランBを考えずに動いてしまったこと、その反省を踏まえて今回は価値観と優先順位を整理した上で動いていることを伝えました。
一方で、1ヶ月未満の短期離職は言わなくてもわからないケースがあるのも事実です。年金記録を確認すれば在籍歴はわかりますが、コンプライアンスが徹底している組織では個人情報の扱いとして確認できないこともあります。
ただしバレた場合は経歴詐称となり、内定取り消しや入職後の解雇になる可能性があります。言わないという選択をするかどうかは、そのリスクを理解した上でご自身で判断してください。私はお勧めしません。
面接のスタイルは病院によって全然違う
10カ所受けた中で感じたのは、面接のスタイルが受ける場所によって大きく異なるということです。
公務員色が強い国立・県立病院は、ホールを借り切った会場での試験と面接で、面接官が3人いる形式でした。かなり形式ばった雰囲気でした。
ベンチャー色が強い医療系企業は、オンライン面接でビジョンや情熱を問う内容が中心でした。どれだけ貢献できるかの熱量を見られている感じがありました。
訪問看護・小規模施設・クリニックはマンツーマンが多かったです。今の総合病院は副看護部長と事務員の2人が対応してくれました。
受ける場所の規模や性質によってスタイルが変わるので、事前にある程度イメージしておくと準備しやすいです。
手ごたえを気にしすぎなくていい
面接を重ねて気づいたのは、自分の手ごたえはあまりあてにならないということです。
手ごたえがあったのに落ちたこともあれば、うまく話せなかったと思ったのに内定が出たこともありました。
看護師は人手不足の職場が多く、他の職種と比べて転職しやすい環境にあります。5カ所受ければ半分程度から内定が出るケースが多いと思います。1カ所落ちても次があります。落ち込みすぎず、複数受けて選択肢を作ることに集中した方がいいです。
複数の内定が出た後で、自分の価値観と優先順位に照らし合わせて選ぶ。その順番で動くことが、後悔しない転職につながります。
まとめ
- 面接では志望動機・退職理由・長所短所・業務対応可否が必ず聞かれる
- 答え方の基本はネガティブな言葉を使わないこと
- 短期離職を隠す選択肢はリスクを理解した上での自己判断。私はお勧めしない
- 面接のスタイルは受ける場所によって大きく異なる
- 手ごたえはあてにならない。複数受けて選択肢を作ることに集中する
- 内定が出てから価値観・優先順位で選ぶ順番が重要
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