転職後に条件が違った場合の対処法|エージェントあり・なし別に正直に話します
転職して入職してみたら、聞いていた条件と違った。そういうトラブルは実際に起きます。
この記事では、入職後に条件の相違が発覚した場合の対処法を、エージェントを使っているケースと使っていないケースに分けて話します。
エージェントを使っている場合
エージェントを通して転職した場合は、以下の手順で動いてください。
①労働条件通知書を確認し、何がどう違うかをまとめる
口頭で「聞いていた話と違う」と言っても、相手には証拠がありません。まず書面と実態を照らし合わせて、相違点を具体的に整理してください。
②エージェントに連絡して間に入ってもらう
整理した内容をエージェントに伝え、病院側への交渉を依頼します。担当者が変わっていた場合でも、問い合わせ窓口から連絡できます。
エージェントが間に入ることの意味は大きいです。個人対組織ではなく、企業対企業という構図になります。
また病院側がエージェントに対して虚偽の情報を伝えていた場合、それはエージェント会社の信用問題にもなります。最悪の場合、法的な問題に発展するリスクもある。だからこそエージェントは真剣に対応せざるを得ません。
エージェントを複数登録しておくと、トラブル時の選択肢も増えます。
→ 看護師が転職エージェントを複数登録すべき理由
エージェントを使っていない場合
エージェントなしで直接応募した場合は、正直難易度が上がります。個人で組織に立ち向かう形になるからです。
入職したばかりの状態では職場に味方がほとんどいません。その状況で「聞いていた話と違う」と声を上げると、ことを荒立てた人間として見られるリスクがあります。場合によっては居づらくなる、嫌がらせを受けるといった二次被害が起きることもゼロではありません。
この状況で取れる選択肢は2つです。
選択肢①:条件を飲み込んで次のタイミングを待つ
我慢しながら在籍し、修正されるのを待つか、次の転職のタイミングを伺う。
選択肢②:退職を覚悟で正面から争う
退職しても構わないという覚悟があるなら、正面から条件の修正を求める。ただしこれは精神的にも消耗します。
どちらを選ぶかは状況と覚悟次第です。
最大の予防策:労働条件通知書を必ず手元に持つ
条件相違のトラブルを防ぐための最善策は、入職前に労働条件通知書を書面でもらっておくことです。
書面があれば「書面にはこう書いてある」と具体的に指摘できます。書面がない状態では、言った言わないの水掛け論になります。
労働条件通知書を渡さない職場は、コンプライアンスが整っていない可能性があります。大手・大規模法人はこの点がしっかりしていますが、中小規模の病院では怪しいケースもあります。
書面をもらえない職場には、そもそも入職しない方がいいと個人的には思っています。自分に対して誠実でない組織に長く居続けることはできません。
入職前に確認しておくべきことはこちらでまとめています。
→ 看護師が内定承諾後から入職日までにやるべきこと
転職に伴うお金の書面確認についてはこちらも参考にしてください。
→ 転職時に知らないと損する2つのお金の話
まとめ
- エージェントありの場合:労働条件通知書と照らし合わせてエージェントに相談・交渉を依頼する
- エージェントなしの場合:個人対組織になるため難易度が高い。退職覚悟か条件を飲み込むかの二択になりやすい
- 最大の予防策は入職前に労働条件通知書を書面でもらっておくこと
- 書面をもらえない職場はそもそも入職を慎重に考えた方がいい
- エージェントを使った転職の方が、トラブル発生時の立ち回りが圧倒的にしやすい
