看護師の転職活動、内定までの期間と実際の流れ|約10ヶ月フルコミットした私の記録
転職活動を始めようとしているけど、「実際どのくらいかかるの?」「仕事しながら続けられる?」と不安になっていませんか。
この記事では、私が2025年に行った転職活動の実際のスケジュールと流れを、しんどかったことも含めて正直に話します。
前提:価値観の整理が終わってから動いた
転職活動の「スタート」をどこに置くかで、期間の見え方が変わります。
私の場合、エージェントに登録して実際に求人を見始めた日をスタートとすると、最初の内定までは約1ヶ月でした。ただしこれは、その前に3ヶ月かけて自分の価値観と優先順位を整理していたからです。
2025年の1月から3月、自分にとって何が譲れないのかをとことん考えました。収入・通勤時間・休日・夜勤の有無。それを整理して「これが自分の転職の軸だ」と納得できるところまで持っていってから、4月に転職活動を本格化させました。
価値観の整理は転職活動の土台です。ここを省くと、内定をもらっても「本当にここでいいのか」という迷いが消えません。時間をかけてでも、自分が納得できるまでやることをお勧めします。
実際のスケジュール
私の2025年の転職活動を時系列で整理するとこうなります。
- 1〜3月:価値観・優先順位の整理
- 4月:エージェント登録、転職活動本格化
- 5月:現在の総合病院から内定取得
- 5〜10月:内定を保留しながら他の求人も継続して受ける
- 9月頃:内定先が出揃い、比較検討
- 10月:現在の職場への入職を決定
- 11月:退職交渉
- 12月:退職
エージェント登録から最初の内定までは約1ヶ月でしたが、納得のいく転職をするために10ヶ月かけたというのが実態です。
内定をもらってからすぐに決めなかった理由
5月に内定をもらったとき、私はすぐに承諾しませんでした。
理由は一つで、他の選択肢を見ないまま決めたくなかったからです。自分の市場価値を知りたかったというのもあります。当時、看護師経験15年目で精神科12年という経歴を持つ男性看護師がどのくらい必要とされるのか、年収面でも条件面でも確かめたかった。
内定先の病院には事情を話し、10月まで返事を待ってほしいとお願いしました。エージェントが間に入って調整してくれたおかげで、病院側も受け入れてくれました。
最終的に10ヶ所受けて5ヶ所から内定をもらい、それぞれの条件を比較した上で決めました。役職付きで迎えてくれるところ、夜勤なしで年収が維持できるところ、逆に夜勤ありでも年収が低いところ、振れ幅はかなりありました。いろんな選択肢を見た上で決断できたことで、納得感が全然違いました。
転職活動は職場に言わない
転職活動をしていることは、基本的には職場で話さない方がいいです。
理由は単純で、転職活動をしても転職しないケースがあるからです。活動してみて比較した結果、今の職場の方が良いという結論になることも十分あります。
それなのに「あの人辞めるらしい」という噂が広まると、転職しなかった場合に居心地が悪くなります。変な評価を受けてストレスになることもある。いいことがないので、基本的には言わない方がいいです。
仕事をしながらの転職活動、しんどかったこと
現職をこなしながらの転職活動は、正直楽ではありませんでした。
面接の準備に時間がかかります。履歴書はパソコンで打って印刷でいいところもあれば、手書き指定のところもある。面接先ごとに志望動機も職務経歴書の書き方も調整が必要です。日程の調整も家族との調整も必要で、現地まで足を運ぶ面接も多かった。
県立・市立病院のような公務員系は特にで、大きな会場を貸し切った採用試験があったり、筆記試験・小論文が課されたりします。私はAIを使って模擬面接の練習をしたり、小論文のお題を出してもらって実際に書く練習をしたりしました。
エネルギーは確かに使います。ただ、転職活動自体は現職を続けながらできます。内定をもらってから転職するかどうかを決めればいい。動くこと自体にリスクはありません。
最初の面接は練習だと思っていい
もう一つ正直に言うと、転職活動の序盤の面接はうまくいかないことが多いです。
私自身、最初の方は面接慣れしておらず、頭が真っ白になって準備していた答えが出てこないこともありました。これは仕方ないことです。場数を踏むことで、徐々に自分の言葉で話せるようになっていきます。
最初からうまく話せなくても気にしすぎず、経験を積みながら精度を上げていく、そういう気持ちで臨む方が長続きします。
まとめ
- 価値観・優先順位の整理が終わってからエージェント登録
- エージェント登録から最初の内定まで約1ヶ月が目安
- 納得のいく転職のために、内定後も活動を続けることは有効
- 転職活動をしていることは職場で言わない
- 仕事しながらの活動はしんどいが、動くこと自体にリスクはない
- 序盤の面接はうまくいかなくて当然。場数が精度を上げる
転職活動は、始めてみないとわからないことだらけです。まず動いてみることが、選択肢を広げる一番の近道です。
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